野村海浜病院では医療機関と連携を円滑に運営するために、地域連携室を設けています。
地域住民の皆様が、身近な地域で病状に応じた最適な医療を受けられるよう、病院や診療所がそれぞれの機能分担と連携を図り、より専門特化した効率的な医療連携体制を確立いたします。
当院では相談員を配置し、患者様やご家族様が安心して医療を受けられるよう専門知識の中で様々なご相談をお受けし、医療機関や関係機関との密接な連携の下、患者様に適した最善の支援を提供いたします。
受付時間 | 月曜日~金曜日 | 8時30分~16時30分 |
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土曜日 | 8時30分~12時 |
連絡先 | TEL | 078-731-6471(代表) |
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FAX | 078-735-6577 |
業 務 内 容 |
・退院支援サポート業務
・退院調整業務 ・地域の在宅医療連携業務 ・福祉制度利用についての相談 ・介護保険についての相談 ・退院後の療養先(病院・施設)についての相談 ・病院、福祉関係機関との連携・調整業務 |
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ご家族様・患者様へ
入院・転院ご希望の場合は、かかりつけの医療機関よりお電話ください。診療情報提供書・看護サマリーのFAXもお願いいたします。
地域連携室ってどんなところ?
地域連携室は地域の医療機関から患者様の紹介を受けたり、逆に当院から紹介させていただく窓口として、地域の医療機関と連携を行う部署です。病気や事故のため治療が必要となると、どなたでも不安や心配ごとが出てくるかと思います。例えば、今後の生活に関すること、福祉サービスの疑問など…。「こんなこと聞いてもいいのかな?」なんてことでも大丈夫!お気軽にお声かけください。
よくあるご質問
Q1.介護保険を申請したい
介護保険の申請は、お住まいの地域の区役所や地域包括支援センター、居宅介護支援事業者などで手続きを行うことができます。市町村によって手続き方法が異なりますので、役所の担当窓口もしくは医療ソーシャルワーカーへお尋ねください。
Q2.退院後の生活に不安がある
「退院後、1人暮らしで家のことができるか心配」「家族で介護していけるだろうか」など、様々な不安がある場合、介護保険サービスや状態に応じた福祉サービス等をご案内させていただいております。
Q3.誰に相談したらいいかわからない
「先生や看護師に相談したいことがあるけど。こんなこと相談しても大丈夫かな?」など、誰に相談をすればいいかわからないことなどありませんか?そんな時は、お気軽にご相談ください。お話をお伺いし、内容に合わせた対応をさせていただきます。
Q4.転院先を探したいけど…
「足腰が弱ってしまったので、自宅に帰るためにもう少しリハビリをしたい」「家族の介護負担が大きいため、療養できる病院を探したい」…などの理由で、転院・施設をお探しの場合、患者様のお身体の状態やご希望に応じて次に過ごす場所を一緒に考えていきます。
医療関係者・施設関係者の皆様へ
入院・転院の場合はお電話ください。診療情報提供書・看護サマリーのFAXお願いいたします。PEG交換の場合は、下記の申込用紙にご記入の上、FAXをお願いいたします。
一般病棟
主に手術を受けられて間もない方や、体調が急に悪くなり入院が必要となった方を対象とした急性期病棟です。
医療療養病棟
医療療養病棟は、急性期医療の治療を終えても、引き続き医療提供の必要度が高く、病院での療養が継続的に必要な患者様を対象にご利用いただく病棟です。厚生労働省の規定に従い、主に医療区分2~3などの医療必要度の高い方を対象としています。
医療区分表
医療区分3 |
疾 患 状 態 |
スモン、
医師及び看護師による24時間体制での監視・管理を要する状態
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医 療 処 置 |
中心静脈栄養、24時間持続点滴、人工呼吸器使用、ドレーン法、
胸腹腔洗浄、発熱を伴う場合の気管切開、気管内挿管のケア、 酸素療法、感染隔離室におけるケア |
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医療区分2 |
疾 患 状 態 |
筋ジストロフィー、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、
パーキンソン病関連疾患、その他神経難病(スモンを除く)、 神経難病以外の難病、脊髄損傷、肺気腫、肺炎、尿路感染症、 慢性閉塞性肺疾患(COPD)、発熱を伴う頻回の嘔吐、 疼痛コントロールが必要な悪性腫瘍、創感染、発熱を伴う脱水、 リハビリテーションが必要な疾患が発症してから30日以内、 体内出血、褥瘡、うっ血性潰瘍、せん妄の兆候、うつ状態、 暴行が毎日見られる状態 |
医 療 処 置 |
発熱または嘔吐を伴う場合の経管栄養、喀痰吸引、気管切開、
気管内挿管のケア、血糖チェック、皮膚の潰瘍のケア、 手術創のケア、創傷処置、足のケア |
※難病の方は特定医療費(指定難病)受給者証が必要となります。
※人工呼吸器は、要相談