リハビリテーション科の紹介
当院リハビリテーション科では、一般病棟・地域包括ケア病棟でのリハビリに力を入れており、医師の指示の下、発症後早期離床・早期退院を目指し、より多くの患者様のリハビリを提供しています。
当院リハビリテーション科では、一般病棟・地域包括ケア病棟でのリハビリに力を入れており、医師の指示の下、発症後早期離床・早期退院を目指し、より多くの患者様のリハビリを提供しています。
骨折の術後、呼吸器疾患、内部疾患などによって運動機能が低下した状態にある方々に対し、運動機能の維持・向上を目的に運動療法、徒手療法、物理療法を実施しています。患者様1人1人に合わせた治療を提供し、日常生活動作(ADL)の改善を図り、そして最終的には生活の質(QOL)を向上できるようリハビリを実施しています。
失語症や構音障害など言葉の問題を抱える方が、周囲とのコミュニケーションを図ることができるように個々の患者様に合わせたコミュニケーション訓練を実施しています。
また、摂食・嚥下障害に対して、必要に応じて実施している嚥下造影検査(VF)の結果を基に、食べる訓練・飲み込む訓練を実施しています。
「温熱」「超音波」「低周波」「牽引」などの物理的なエネルギーを用いて刺激を与え治療を行っていきます。痛みの緩和、リラクゼーション、むくみや循環の改善に効果的です。また牽引装置などで首や腰を引っ張る事で骨同士の圧迫を軽減し、疼痛緩和にも効果的です。
理学療法士:5名
作業療法士:立ち上げ協議中
言語聴覚士:1名
あん摩マッサージ指圧師:1名
少人数だからこそ出来るセラピスト一人一人の「やりたい」を反映する事が可能です。
研修会参加後はリハビリテーション科にて勉強会を開催し、少人数だからこそ相談しやすく積極的な自己研鑽活動が行いやすい環境です。
~例~
痛み・拘縮の原因をより明確にするため超音波診断装置(エコー)に興味を持ち、研修会に参加させて頂きました。その後、院内にてエコーを用いた治療方法の勉強会を開催し、エコーを使用する事で、触診や体表解剖のツールとしての活用、理学療法評価・治療の補助ツールとして活用する事が出来ます。
現在はエコーを導入し、さまざまな疾患に対して使用し、理学療法へと活用しております。
毎月リハビリスタッフを中心に実施しております。テーマはスタッフ間同士で決め、最新の知見を深めることにより、各スタッフが質の高いリハビリテーションを提供できるように心がけております。
当院では、ポートフォリオを採用し、プリセプター制度(主担当・副担当)を導入しています。
また、入職後1カ月での面談、以降は3カ月毎の面談も行っておりコミュニケーションの取りやすい環境となっております。
4月 |
新人向けの教育・接遇、疾患別勉強会開催。リハビリ見学
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5月 |
担当患者:1~3人 OPE見学。臨床業務、書類業務指導。1カ月目振り返り
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6月 |
担当患者:4~5人 禁忌事項の少ない新患者様。症例発表担当決定
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7月 |
担当患者:5~6人 急変リスクの少ない内部疾患。3か月目振り返り
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8月 |
症例中間発表
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9月 |
担当患者:7~8人
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10月 |
6か月目振り返り
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11月~3月 |
症例発表
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新卒の方には、整形のOPE見学も行っています(強制では御座いません)。術後翌日からリハビリを開始し、退院まで患者様のサポートをさせて頂きます。
術例:観血的整復固定術(γネイル 足関節) 人工骨頭置換術(BHA) 人工膝関節置換術(TKA) 人工股関節置換術(THA)
脳血管疾患リハビリテーション料Ⅲ
廃用症候群リハビリテーション料Ⅲ
運動器リハビリテーション料Ⅱ
呼吸器リハビリテーション料Ⅱ(令和6年8月~開始)
摂食機能療法
消炎鎮痛
3カ月リハビリテーション1日平均単位数
2.31単位(2単位以上)
在宅復帰率(直近6カ月間算出での在宅復帰率)
86.4%(72.5%以上)
在宅直入率(直近3カ月間算出での在宅直入率)
35.7%(20%以上)
緊急在宅直入数(直近3カ月間算出での緊急在宅直入数)
15名(9人以上)
外来・入院でのリハビリに対し御相談がある方は、地域連携室までお問合せ下さい。
☎078-731-6471(代表電話)